軽作業メインなら安物でも良い
基本的にオイル交換・オイルエレメント交換といった消耗品の交換は自身で作業してます。その際に使用している工具に拘りはありません。強いて言えば「手頃かつ身近で手に入る」という事に注視してます。
ホムセンでもアスプロでも良い物は良い!
実店舗に行かなくてもAmazon等のネット通販で良い物を手軽に購入できるといえばそうですが、工具は肌に伝わる感覚・感触が大事、手に持って馴染む物を選ぼうとするとどうしても現物を確認しなければなりません。なので余程な事が無い限り僕はホームセンターやアストロプロダクツで仕入れてます。
緩める・回す・締めるという作業
日曜大工、プライベーターには藤原産業のSK11やアスプロがメジャーどころでしょうか。正直、これぐらいの品質でも十分作業出来ます。工具メーカーの違いで整備の質が上がるのかと言われるとそうでもないですし、各メーカーソケットのフィッティングや軽量化といった作業性に重視してるところが多くありますけど、結局のところ「緩める・回す・締める」が出来れば必要十分です。
「トルク値」という例外
ただし、トルクレンチ、これだけは精度があります。整備書を読むと必ず出てくる「規定トルク」。これは設計時に計算された締め付け具合の指標なので疎かには出来ません。特に回転する部分やブレーキ周りは保安部品なのでしっかりトルク管理したいところ。ここでも僕は手軽に手に入るSK11のデジタルトルクレンチとカー用品店でよく見かけるエマーソンのトルクレンチで作業してます。工具メーカーでは安価な分類に入るが一応計測器なのでテキトーな物は売らないだろうという判断です。
トルクで管理する「トルク法」のほかに締め付け角度で管理する「回転角法」なんてのもありますが、それはまた別の話。解釈の違いはありますが簡単に説明すると「ボルトを再利用できるか出来ないか」です。
最後に
色々自論を書きましたが、自身が所有する車だけをメンテナンスするのであればこれぐらいの品質で問題はないと思います。ただ、どの作業も十分に安全に留意してください。
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